FXの大衆心理とは?【代表的な3つのバイアスを徹底解説】
みなさんどうもポンズです!今回は、投資家にが克服すべき3つのバイアスについてご紹介します!
みなさんは1トレードの損失が大きく、利益が小さい「損大利小」で悩んでいませんか?
実は損大利小の要因として人間の心理が大きく働いています。
なぜなら、自分のお金を守ろうとする防衛本能が無意識に影響を与えているからです。
僕も以前は利益が思うように伸びず悩んでいましたが今ではある方法を駆使することで克服しています。
この記事はトレードをする上で働く心理とその種類や特徴、克服の仕方をご紹介します。
結論から言うと、トレードには以下のバイアス(心理)が働きます。
- プロスペクト理論
- 自己奉仕バイアス
- サンクコストバイアス
僕のことが詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
FXに重要な大衆心理とは
それでは、FXに重要な大衆心理について見ていきましょう。
プロスペクト理論とは
プロスペクト理論とは、行動経済学の基礎になる理論のことです。
簡単に説明すると損をしたくないという心理理論です。
人間は喜びより悲しむ感情のほうが2.5倍大きいといわれています。
結果、損を恐れてリスクを取れなくなってしまうのです。
収益が出ているときは損失を回避したくて早めに利確をしてしまう、損失が出ているときは取り返そうと大きなロットを張る。
みなさんはこのような経験はありませんか?
まさにこれはプロスペクト理論に当てはまっており、損大利小の大きな原因です。
プロスペクト理論を克服するには、プロスペクト理論を理解することが大切です。
投資は上手くいくこともあるが失敗することもあるものだと理解するのです。
失敗したら失敗を認め反省して次に生かすことが大切です。
勝てるトレーダーはこれを繰り返すことで自分の実力を上げています。
自己奉仕バイアスとは
自己奉仕バイアスとは、成功は自分自身の手柄だと考え、失敗した時は外的要因のせいにすることです。
ここでいう外的要因とは以下のようなものがあります。
- 相場が悪かった
- 参考にしたアナリストのせいにする
- 経済指標のせいにする
上記以外にもありますがトレードで負けたときに他者や環境のせいにしていませんか?
ドキッとした方は要注意です。
それではいつになっても上達することはできません。
理由は、失敗を受け入れないことで自分の改善点がいつになっても直ることがないからです。
たまに、自分のトレードは何がいけないんでしょうかと聞かれることがあります。
答えは、自分の失敗トレードの中に隠されています。
トレードの反省の仕方についてはこちらを参考にしましょう!
サンクコストバイアスとは
サンクコストバイアスとはこのまま投資を進めると損失が出ることがわかっているのに、投資した分の労力を惜しみ、継続して投資をしてしまう心理のことです。
コンコルド効果とも言いますね。
具体例としてはこんなものがあります。
含み損を抱えてしまい、損切りしなければならない基準まで価格がきたけど損失を確定するのが嫌だからもう少し様子を見よう。
みなさんも経験があるのではないでしょうか。
もちろん僕もこのバイアスにずっと悩まされていました。このバイアスはかなり手強いと思います。
ポイントとしては第三者として常に自分のトレードを見つめることです。
他人のトレードとして見たとき、そのトレードは勝てるトレーダーのものですか?
FXの大衆心理を攻略するには?
3つのバイアスに効果的な方法
3つに共通することは人の心理に基づいているということです。
そのため、ルールを決めてしまうことが一番効果的です。
具体的には以下があります。
- エントリーしたら損益欄を隠す
- ストップロスを必ず設定する
- エントリーしたらしばらくPCを閉じる
- 時間足を増やし、俯瞰してみる
僕もこれらのことを試しましたがいまいちって感じでした。
そこで僕が一発で克服できた方法をご紹介します。
それは、損切りのことのみを考えてトレードすることです。
ここで重要なのは損切りすることに没頭することです。
一般の人は利確した時のことを考えてエントリーしますがその逆を行います。
損切のパターン、損切の位置、損切したときの感情などについて深く考察していきます。
この損切に徹底することを1~2か月程度続けると自然と損切が身につき、3つのバイアスに惑わされないような心理状態になります。
最初はやはりつらいですが、慣れると劇的にトレード内容が変わるので試してみてください。
FXの大衆心理まとめ
いかがでしたでしょうか。
3つのバイアスに一番効果的なのは損切に徹底することでした。
3つのバイアスを克服できるとともに損切も身につくのでとてもおすすめです。
また、損切の仕方やその他ノウハウが知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください!