損切りをする明確な基準とは【損切り上手くできてる?】
この記事は損切の明確な基準について解説します!
損切が苦手な方や損切の基準がわからない方に向けてご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください!
みなさんは、損切の基準を明確に決めることはできていますか?
実は損切基準で悩んでいる人にはある特徴があります。それは、損切基準を高値安値のちょっと上やちょっと下に設定していることです。
僕自身やっていた損切の仕方ですがこれではもったいない負けが多くなります。
この記事では、そんな損切の設定の仕方についてご紹介していきますので、損切基準を決めるヒントに必ずなると断言します。
結論を先に言うとZigZagを使用して決めていく方法です。
ZigZagについてまだ知らない方はこちらをご覧ください。
損切基準において大切なこと
損切水準を決めるには以下のことが大切です。
- 損失は一定かどうか
- 損失した時の感情はどうか
- 損失額は口座残高の何%?
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
損失は一定かどうか
みなさんは損切したときの損失額を分析したことはありますか?
損切基準を超えて損失を被ってしまった時の損失額が一定であるかどうかはとても大切です。
またそれ以外にも見るべきポイントはあります。
- 損切をしたときのpips数
- エントリーから損切までの保有時間
- ロスカットかどうか
特にエントリーから損切までの保有時間を分析すると良いです。
デイトレードなのに含み損を抱えて3日経っていた、スイングトレードなのに10分で損切りしたなどスタイルに合っていない損切をしているケースがあります。
自分のトレードを見つめなおし、損切としっかり向き合うと損失が一定になっていきます。
トレードの反省の仕方がわからない方はこちらを参考にしてください。
損失した時の感情はどうか
損切をしたときって負の感情が少なからず出ますよね。
損失額が大きかったりするとほんとに耐えられないくらいの悲しみがこみ上げます。
僕も多くの失敗をしてきたのでよく知っています。
ただ、損切は嫌だからといって向き合わないのは大間違いです。
適切な損切をマスターするとあまり負の感情が湧かないどころか何も感じなくなります。
精神的には、定期テストを受けている時の緊張感と似ています。
ただそれにはいくつか要因があります。
- 損失が口座残高に対して少ないから
- よく考えてエントリーしたトレードだから
- 一定の損失額に慣れたから
損失が与えるストレスはとても大きいので適切な損切はメンタルに余裕が生まれます。
みなさんに行ってほしいのは損切りした時の感情をノートに書いてください。
案外そこに自分のトレードのヒントが隠されていることが多いです。
損失額は口座残高の何%?
損失額は口座残高の何%か計算していますか?
めんどくさいのでやらない方が多く、軽視されがちなんですがとても大事な要素です。
損失額をコントロールすることができるようになると、チャンスと思える相場で大きくリスクを取ることができるようになります。
損失額の詳しい情報はこちらの記事に記載していますので参考にしてみてください。
ZigZagを使った損切水準の決め方
それでは、実際にZigZagを使った損切水準の決め方について解説していきます。
ZigZagの高値安値を利用する
損切の基準で迷っている方はまずはこのやり方を試してみてください。
ステップとしては以下の通りです。
- エントリーする場所を見つける
- 損切ラインをpips関係なくZigZagの2番目高値安値に合わせる
- 損失額が許容できるようにロットを調整してエントリー
文字だけだとわかりにくいので画像付きで説明していきます。
黄色丸のところでブレイク狙いのエントリーをしたとします。
この時あなたなら損切基準をどこに置きますか?狭すぎてもすぐに狩られてしまうし、広すぎても利益出ないしで迷うのではないでしょうか。
一般的に多い損切ラインは以下の画像のような場所です。
これはZigZagで見てもわかりやすい通り直近安値の少し下に引くパターンです。
この逆指値を入れている方が非常に多いです。
結果的にこのチャートはブレイクしていますがブレイクできなかった場合、ヒゲ値で狩られることが多いです。
試してほしいのは以下のような損切ラインです。
このチャートの損切ラインは2番目の安値を基準にして引いてあります。
損切が怖い方は2番目の安値より大きく下に損切ラインを引きましょう。
こうすることでヒゲで狩られることはなく、損切後に利益が出たということが少なくなります。
ポイントとしては、損切ラインを設定した場合は必ず守りましょう。
損切ラインに到達しても損切しないようであれば意味がないので死ぬ気で損切りしましょう。
ZigZagを使う時の注意点
ZigZagを使う時は、以下の注意点があります。
- ZigZagに頼りすぎも良くないことを覚えておく
- ZigZagに使い慣れたら消しても大丈夫
ZigZagを使うと損切りに大まかな基準がわかるため、後は、エントリー根拠に従ってエントリーするだけです。
基本的にZigZagを使っていれば、損切位置で迷うことはほとんどなくなります。
ただ、ZigZagの損切基準の設定方法はかなり守りに入った戦法です。
生き残ることは大切ですが、攻めるときは攻めることが大切!
自分がチャンスだと思う相場が来たら攻めることもしましょう。
一気に利益を得やすくなりますし、良い経験になります。
また、ZigZagに使い慣れてきて、損切位置が感覚でわかるようになってきたら外してもよいと僕は考えています。
実際問題、だんだん邪魔になってきます笑
まとめ
ZigZagを利用して2番目の安値を基準に損切を考えると意外と上手くハマったりします。
レンジの時は高値安値をブレイクした時点で損切ると良いのでやり方はレンジでも同じです。
今回は、損切の基準について深く掘り下げ、具体的な方法などもご紹介しました。
損切について知見が狭い方は以下の記事を参考にしてどれくらい損切が重要なのか知っておきましょう!
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