FXで勝てる手法の見つけ方・考え方
みなさんどうもポンズです!今回は手法選びや手法づくりに悩んでいる方に向けて解説しています。
FXをしていると勝てる手法が見つからない、わからないという方多いのではないでしょうか。
手法の確立の仕方は結構難しいですが1つ武器を持つだけでも収益に大きく関わってきます。
そもそも手法が確立していないと感覚だけでエントリーすることになりますから勝ちづらいです。
僕は、手法をいくつか持っていますが現在使っているのは1つだけです。
この記事では、僕の経験を踏まえてどのように手法を見つけるのか、考えるのかをご紹介します。
✅この記事の信頼性
- 現役FXトレーダー5年目
- 平均勝率:75%、PF:1.7~1.9
- 手法:ADXと移動平均線のトレンド順張り
- 24歳引きこもりニートトレーダー
- Fintokei公認プロップトレーダー
手法を作る時のポイントとは
手法を作る時は以下のことを考えると良いです。
- マイナーなインジケーターを軸にしていないか
- 取引する時間帯を考える
- 取引する時間足を考える
- 複雑で見づらいチャートは作らない
マイナーなインジケーターを使用しない
マイナーなインジケーターを使用している人は要注意です。
多くの場合、複雑な計算式に基づいていたりするので初心者向きではないです。
また、多くの人が使用しているインジケーターを使うと良いです。
その理由はいくつかあります。
- 大衆心理が掴みやすいから
- シンプルでわかりやすいから
- チャートが複雑になりにくいから
多くの初心者の方は勝っているトレーダーはチャートが複雑でその人にしかわからないようなことをしていると思いがちです。
実際は勝っている人ほどシンプルなチャートが多いです。
買っているトレーダーのチャートについて知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
相場参加者が100%見ているローソク足も忘れてはいけません。
ローソク足の値動きが相場参加者の感情を語っていると言っても過言ではないくらい大切です。
取引する時間帯を考える
みなさん取引する時間帯は考えていますか?
FXに限らず投資をしている人が取引するのは以下の時間帯が多いようです。
- 朝7時などの出勤時間
- 12時ごろのお昼休み
- 仕事が終わる夕方以降
- 21時~23時のNY時間
多くの人が仕事をしていない時のスキマ時間を利用して取引を行っているようです。
では、どのタイミングで取引をするべきか、それはNY時間です。
理由としては単純で市場規模が一番大きくなる時間帯であり、まとまった時間が取れるからです。
重要なのは21時から23時までまずはデモでいいから毎日取引をすることです。
負けることを前提に最小ロットでチャレンジしましょう。
取引する時間足について
取引するためには時間足も重要です。
デイトレーダーなら15分足や5分足を、スイングトレーダーなら日足や4時間足を使って手法の検証をすると良いです。
FXは、大きな動きが毎日のようにあるため縦軸を気にする人が多いですが、ローソク足1本で動く横軸のこともしっかりと見ることが大切です。
利益や損失が出たトレードの保有時間から自分の悪い癖が見えてくるかもしれません。
僕は利益の出たトレードは保有時間が短く、損失が出たトレードは保有時間が長いという自己分析に至りました。
取引時間からわかる癖としては以下のようなものがあります。
- 損失を確定するのに抵抗して長い時間保有している
- 利益が少ないトレードは保有時間が平均して短い
- デイトレードなのに次の日に持ち越すことが多い
複雑で見づらいチャートを作らない
トレードをしていくと様々なインジケーターに出会うと思います。
そして、それらインジケーターを駆使した勝てるようで勝てない手法もたくさんあります。
みなさんに覚えてもらいたいのが複雑なチャートを作ると高確率で負け続けるということです。
理由としては以下のものがあります。
- 判断材料が多すぎてエントリーや決済が遅れる
- 複雑すぎて見づらい
- MT4が重くなり、たまに読み込まなくなる
複雑なチャートにすると判断材料が増えすぎて機会損失を被ってしまったり、決済が遅れて利益が損失になったりしやすくなります。
初心者や勝てないトレーダーはチャートが複雑な傾向が高いです。
目安としては、導入インジケーターがテクニカル分析用で5つ以上ある人は多いといえます。
多くても1年以上安定収益が出せているのなら問題ありませんがそうでない場合は減らしてみましょう。
案外減らすとスッキリして、判断もしやすくなるという声があるのも事実です!
具体的な手法検証の4ステップ
具体的な手法検証の仕方にはどのような手順が必要なのか詳しく見ていきます。
- 手法を作る時の考え方
- 手法検証の方法
- 手法見周夫で見るべきポイント
- フィードバックをする・受ける
手法を作る時の考え方
手法を作る時はみなさんどのように考えていますか?
テクニカル手法ならインジケーターをベースにファンダメンタルズ手法なら経済指標などをベースになどたくさんありますよね。
デイトレーダーにおすすめの手法づくりの考え方はインジケーターやチャートパターンなどをベースに考えると良いです。
みなさんは、まず考えた手法が勝てそうかどうか仮説を立てる必要があります。
以下の手順に従って手法を作ってみてください。
- インジケーターとろうそく足の関係を見る
- ある一定の勝ちパターンを目視で見つける
- エントリーから決済までの時間はどのくらいか平均を出す
- エントリーから決済までの獲得pips数を平均で出す
- 手法検証をしていく
このように手法(仮)を作っては、手法検証に回していきます。
ポイントは、インジケーターを使って勝ちパターンを見つけることです。
ここで重要なのは勝ちパターンであればとりあえず何でもよいということです。
まずは手法を作ることに慣れることが大切です!
例え、安定的に勝てない手法でもデータとして蓄積していくことができます。
しかし、インジケーターも種類が多いので検証におすすめのものをいくつかご紹介します。
- ADX
- ボリンジャーバンド
- ATR
- 移動平均線+一目均衡表
初心者の方は、上記の4つから1つ選んで模索してみてください。
手法検証の方法
手法検証の方法は様々あります。最近ではスマホアプリにもありますよね。
有名なところで言うとForex Tester5やTradingViewでの方法が多いです。
上記を所有している場合は問題ありませんが、ない方におすすめなのがあります。
それは、FX検証というアプリです。
価格は120円でiPhoneでも検証ができるためとてもおすすめです。
僕はChartBookという名前の時から使用してました。かなり長い間お世話になっています。
一番の魅力としては手軽に手法検証できることです。
エントリーから決済まで手動で行うため時間はかかりますが、2015年からバックテストを取ることができます。
電車移動などのスキマ時間等を活用して手法検証ができるため、まとまった時間が取れない方にもおすすめです。
手法検証で見るべきポイント
手法検証を進めていくと何点か役に立つポイントをご紹介します。
- 年単位で利益が出せているか
- プロフィットファクター(PF)が1を超えているか
- 保有時間が数十分単位か数時間単位か
- 月単位の平均獲得pipsはどうか
まずは、勝てる手法を見つけるために上記の4つが一定水準を満たしているかどうかで判断します。
年単位で利益が出せているか
月単位で利益が出せるような手法は意外と見つかるのですが、1年単位や2年単位で勝てるような手法はなかなかありません。
また、実際に取引するときは自分の感情が大きく加わります。
長期的に勝てる手法を見つけることを目標として常に試行錯誤しながら手法を考えましょう。
勝率に目が行きがちですが、長期的に利益が上げれてるかのほうが大切です。
プロフィットファクター(PF)が1を超えているか
プロフィットファクターとは総利益が総損失の何倍であるかを示した数値です。
つまり、プロフィットファクターの数値が高いほど、少ない損失で、大きな利益を出せているということになります。
基準としてはPFが2以上あるとかなり優位性のある手法だと思います。
【例】総利益100万円、総損失50万円だった場合
PF=100/50=2.0
プロフィットファクターが高いと精神的に安定しやすいため、とても良いです。
保有時間が数十分単位か数時間単位か
1回の手法でエントリーから決済までどのくらいの時間がかかるのか見ましょう。
保有時間が長すぎるとデイトレードとしては成立せず、利益率が悪いため修正が必要です。
塩漬け前提などは検証する意味があまりないので注意が必要です。
理想としては数十分~1、2時間程度で30pips程度利益が取れていると良いです。
損切の場合は数十分単位で切れるとかなり理想的です。
月単位の平均獲得pipsはどうか
月単位の平均獲得pipsは、どのような傾向があるか見ましょう。
プラスで終われている場合は、手法のどの部分が機能していたか、その傾向などをメモします。
マイナス収支の場合は、どのような負け方をしたのかがポイントです。
負けトレードから学べることは多いのでマイナスで終わったら反省しましょう。
実際のトレードでの反省の仕方はこちらを参考にしてみてください。
フィードバックをする・受ける
手法の検証を終えたら、フィードバックをしていきます。見るべきポイントで解説した要点を確認し、改善点を見つけましょう。
また、投資仲間や投資を教えてくれる師匠にフィードバックを受けるのも良いです。
自分では完全に客観的視点を持つことはできないためとても効果的といえます。
様々な意見を吸収することができれば勝てなかった手法も勝てる手法に変わる可能性が出てきます!
手法検証の一番重要なところといってもいいのがこのフィードバックをする・受けるということなのでフィードバックの工程は欠かさず行いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、手法の見つけ方や手法の作り方に関して解説しました。
手法検証は地道な作業になりがちですので期待せずに気長に探すと良いです。
最悪一つの優秀な手法を見つけることができれば稼げる可能性はグッと高くなります。
焦らずに確実な手順を踏んで良い手法を編み出しましょう。