FXマルチタイムフレーム(MTF)分析で勝率が10%上がる理由
みなさんは、マルチタイムフレーム分析の使い方がわからないと悩んでいませんか?
マルチタイムフレーム分析を極めると相場の環境認識のレベルが上がります。
なぜなら、マルチタイムフレーム分析を極めることで相場の大きな流れを掴むことができるからです。
この記事では、
- マルチタイムフレーム分析のやり方
- マルチタイムフレーム分析のメリット
- マルチタイムフレーム分析がおすすめな人
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- 24歳引きこもりニートトレーダー
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FXのマルチタイムフレーム(MTF)分析とは
為替相場に使えるマルチタイムフレーム分析について詳しく解説していきます。
ここでは、以下のことについてご紹介しています。
マルチタイムフレーム分析はどのような分析方法?
マルチタイムフレーム分析とは、同時に様々な時間足を見ることで大きな流れを掴み、トレードのエントリータイミングの精度を上げる分析方法のことです。
短期・中期・長期のすべての取引スタイルにおいて活用することができる分析方法です。
デイトレーダーの僕は相場分析の際は必ず活用し環境認識をしています。
基本的な分析の仕方
マルチタイムフレーム分析の基本としては、上位の時間軸を見ながら下位の時間軸でエントリーしていきます。
以下は、マルチタイムフレーム分析を活用したエントリーの例です。
- エントリーが15分足の場合
- 4時間足や日足を見て大きな流れを掴む
- 15分足で4時間足や日足のどの位置にいるのか確認する
- 15分足でのエントリー方向は大きな流れに逆らった動きかどうか確認
- 5分足にしてエントリータイミングを図る
- エントリー後は15分足を見て、利確・損切りを行う
- エントリーが4時間足の場合
- 日足、週足を見て大きな流れを掴む
- 4時間足で日足や週足のどの位置にいるのか確認する
- 4時間足でのエントリー方向は大きな流れに順じた動きかどうか確認
- 15分足や1時間足を見て短期的な動きを確認する
- 1時間足でエントリータイミングを図る
- エントリー後は4時間足で決済を行う
このように取引スタイルに関係なくマルチタイムフレーム分析は活用することができます。
マルチフレーム分析のメリットとは
マルチタイムフレーム分析のメリットとは具体的にどのようなものがあるのかご紹介します。
それぞれ解説していきます。
相場の大きな流れを掴むことができる
マルチタイムフレーム分析の一番のメリットが大きな流れを掴めるという点です。
相場の大きな流れを掴むことで現在の値動きが大きな値動きのどの位置なのかわかります。
よく木を見て森を見ずと例えられることが多いです。
森の中で遭難した時、周りの木を見ているだけでは出口がわかりませんよね。
実際森全体を見ることはできませんが、上空から森を見ればどの方向に進めば出口かわかります。
また、全体を俯瞰してみることができるので、
直近のプライスアクションに騙されにくくなるというメリットもあります。
エントリーの精度を高めることができる
マルチタイムフレーム分析は大きな流れを掴むことができるので意図的にエントリーの精度を高めることが可能です。
1つの時間足だけで分析をすると相場全体の流れに逆らっている動きなのか、沿っている動きなのかわからないことが多いです。
全体の流れを把握し、大きな流れに乗るエントリーを心がけると安定的に勝つことができます。
こちらは、大きな上昇を見せたGBP/USDの15分足チャートです。
一見大きな上昇で高値圏をブレイクしているため、ここから更なる上昇が期待できます。
こちらは同時刻のGBP/USD、4時間足チャートです。
先ほどの15分足チャートで見せた大きな動きは4時間足ではこのように移ります。
4時間足で見るとこれから上昇するかもしれないし、直近高値ラインで反発するかもしれないと考えられますよね。
この後の展開がわからなくても、可能な限り情報を持っておくとFXの中では有利に立ち回れます。
この場合は以下のような立ち回り方があります。
- 4時間足の直近高値をブレイクしたら高値ラインを背にしてロングをする
- 15分足の動きをもう少し見て4時間足の直近高値ラインを超えないなら逆張りをする
- 手法と照らし合わせた結果よくわからないので様子見をする
こちらは同時刻のGBP/USD、日足チャートです。
デイトレードの場合は日足を環境認識程度に見ておくと大きなサポートやレジスタンスの位置を確認できるのでおすすめです。
日足で見るとまだ上昇の途中のように見えますよね。
未来のことはわかりませんが上昇の力が一旦は強いため、日足直近高値付近まではロングで構えるとよさそうです。
このように、マルチタイムフレーム分析をすれば、その日の戦略を立てることもできる!
損切や利確の判断に役立つ
マルチタイムフレーム分析を行うことで利確や損切の判断もしやすくなります。
特に損切り魔人の僕は短期足を用いることで素早く損切をして、損失を最小限にとどめています。
- 15分足でトレードをする場合
- 15分足や5分足でエントリーをする15分足でその後の値動きを観察
- 思った通りに動かないと思った場合、5分足や1分足を見る
- 短期足で不穏な動きを見せたら一度損切りして様子を見る
損切貧乏になるのではないかと思われがちですが、自分の想定した値動きと比べて大幅に乖離した動きをしたときはすぐに損切りをします。
想定よりもそんなに差異が無ければもう少しポジションを保有します。
損切が不慣れな方は下記の記事を参考にしてみてください!
FXのマルチタイムフレーム(MTF)分析がおすすめの人
マルチタイムフレーム分析がおすすめの人は以下のような人です。
- エントリーしたら逆の方向に値が動き損失を抱えてしまう人
- 環境認識で何をしたらいいかわからない人
- 相場の流れを掴むのが苦手な人
特にエントリーした後に値が逆行してしまい、損失を長い間抱えてしまう人は大きな流れに逆らってエントリーしているか、大きな流れを掴めていないことが多いです。
大きな流れを掴めば、エントリーする方向を絞ることができるので効果的です。
また、エントリーを絞ったうえで値が逆行した場合は、トレンド変換の可能性を感じることもできます。
マルチタイムフレーム分析を極めれば、天井や底への理解度を深めることが可能です。
天井と底がわかればほぼ無敵です。
FXのマルチタイムフレーム(MTF)分析の注意点とは
ここでは、マルチタイムフレーム分析の注意点について詳しく解説していきます。
エントリーした後はあまり時間足を変えて監視しない
注意点としてはエントリー後はあまり時間足を変えて監視しないほうが良いです。
理由としては損切りラインに値が来ているのに、
他の時間足はまだ大丈夫そうだからといって損切りをしない癖が付くからです。
損切しない癖が付くとなかなか取り払うのは難しいので勝ちから大きく遠ざかります。
僕もマルチタイムフレーム分析を覚えたての頃はやっていました。
そのため、エントリーした後はなるべくエントリー時に決めた損切ラインを守るために、時間足を変えながら監視していきましょう。
激しい値動きが目に毒な人はエントリー後は大きな時間足で監視
エントリー後に値動きが激しいあまり、体力を消耗してしまうという人や短期的な値動きをずっと見てしまうという人は要注意です。
たまに、15分足でエントリーしたのに1分足でずっと監視している人がいます。
1分足はFX初心者には目に毒で、大きな値動きと勘違いしてしまうことがあります。
対策としては、15分足でエントリーしたのなら1時間足や4時間足で俯瞰してみると良いでしょう。
僕は、調子が悪いときに大きな時間足で俯瞰して見ることで冷静さを保っています。
また、短い時間足が合わないなと感じるようであれば1時間足を主体に考えてトレードしてみてください。
具体的な方法は下記の記事に記載してありますので参考にしてみてください。
マルチタイムフレーム分析にあまり時間をかけすぎない
マルチタイムフレーム分析は大きな値動きを掴むことが基本的には目的です。
大きな値動きをだいたい把握することができたら、分析は終了してエントリーポイントを探したり、指値などを仕込む作業に移りましょう。
最初は分析をするのに時間がかかるかもしれませんが、慣れればチャートを見ただけでだいたい把握できます。
マルチタイムフレーム分析に時間をかけてエントリーを逃さないようにしましょう。
マルチタイムフレーム分析はさらっと終わらせて、利益を掴むための準備をしていきましょう!
FXのマルチタイムフレーム(MTF)分析のまとめ
マルチタイムフレーム分析は、大きな流れを掴むというのが目的でした。
全体の相場の流れを把握することができればエントリーの精度が上がり、勝率も高くなります。
今までエントリーに自信がないという人も改善することができているのでぜひ試してみてください。
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