FX初心者のコツコツドカン克服方法2選”ヒントは損切り”
FXをしているとほとんどの方が「コツコツドカン」という壁にぶち当たってしまいます。
FX初心者から稼げるトレーダーになるまでに1度は経験するコツコツドカンですが、その克服方法は単純なものが多いです。
そこで今回は以下のことについて詳しくご紹介します。
- FX初心者が陥るコツコツドカンとは何か
- コツコツドカンに陥る主な原因
- コツコツドカンを克服するための具体的な方法
僕自身が過去にコツコツドカンをよくするトレーダーでしたので、どうにか克服できないかいろいろ試しました。
僕の体験談も含めて具体的にご紹介していきますので参考にしてみてください。
✅この記事の信頼性
- 現役FXトレーダー5年目
- 平均勝率:75%、PF:1.7~1.9
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FX初心者が陥るコツコツドカンについて
FX初心者が陥りやすいコツコツドカンとは、「コツコツ積み重ねた利益をたった1度のトレードで全てなかったものにすること」を言います。
コツコツドカンはメンタル的にかなりくるものがあり、僕は何度も涙しました。
1ヶ月かけて積み上げたものが全てなくなる時の失望感は底知れないです。
また、コツコツドカンをキッカケにFXを止めてしまった人も多いのではないでしょうか。
そのくらい精神的ダメージが大きく、FXが怖いといわれる理由の1つです。
そんなコツコツドカンに陥ってしまう原因について理解しておくことは重要ですので見ていきましょう。
FX初心者がコツコツドカンになる5つの原因
FXをしていて少しずつ勝てるようになってきたトレーダーにありがちなのがコツコツドカンです。
ここからはなぜ、コツコツドカンに陥ってしまうのかその原因についてご紹介します。
損切り位置を設けていない・できない
コツコツドカンの多くの場合は、損切りに対しての考え方が甘いがゆえに起こることが多いです。
損切位置を設けていないと逆行した時に対応できなくなってしまうため、損切りできない現象に陥ります。
相場状況に合わせて損切位置を決める練習をしたほうが良いでしょう。
また、損切位置を決めるときに30pips逆行したらなどpips数を基準に考えている方がいます。
その方法だと通貨ペアやボラティリティ、相場状況を無視した決め方になるためおすすめしません。
損切利をする明確な基準については、こちらの記事でご紹介していますので参考にしてみてください。
含み損を抱えるとどうでもよくなる
エントリーして含み益が出ている時は相場に張り付き、含み損の時は相場に張り付かないという方は多いのではないでしょうか。
含み損を抱えて損が大きくなったり、時間が経っても含み益にならないとそのまま放置する方は要注意です。
含み損になると見てられないという心理はコツコツドカンを誘発させやすいです。
また、含み損を抱えてどうでもよくなるということはトレードを放棄しているのと同等です。
厳しい言い方にはなりますが、トレードをしたら最後まで責任をもって取り組みましょう。
ナンピンを繰り返ししている
ナンピンとは、含み損抱えている際に損益分岐点を有利な位置に持っていくために、さらにエントリーすることです。
ナンピンは上手く使えば、損失を被ることなく利益を上げられる手法ですが、やたらめったらしていいわけではありません。
1回のトレードでナンピンを何回もしているなら要注意です。
コツコツドカンをしているトレーダーは、1回のトレードで2回以上ナンピンをしていることが多いです。
また、ナンピンは相場経験が浅いと運要素が強くなるためFX初心者はやらないことをおすすめします。
利確が早すぎる
コツコツドカンのコツコツ利益を積み上げている方は、利確が早すぎないか確認してみましょう。
小幅な利益だけを取っていて、利益は少ないのに勝率だけ高くなっているなら要注意です。
計画的に小幅を狙っているなら良いですが、衝動的に利確しているならご注意ください。
FXに限らず投資においては、利益が出ると利確したくなる心理がはたらきます(プロスペクト理論)。
そのため、伸ばせる利益は限界まで伸ばすことを意識して相場をフラットな視点で見てみましょう。
相場における心理(バイアス)についてはこちらの記事にて解説しています。
損切りすることを想定していない
コツコツドカンを繰り返ししている方は、エントリーするときに損切りすることを想定していないことがほとんどです。
勝つために戦略を立てるのは良いですが、万が一想定とは違う値動きをしたときのことを考えておくことは大切です。
想定できる値動きのパターンは多ければ多いほど良いです。
そのため、エントリーする際は利益目標を立てるのと同時に損切りする時のことを想定してください。
想定がしていれば、慌てることなく損切りすることができるでしょう。
FXコツコツドカンの克服方法2選
ここからは、FX初心者が陥りやすいコツコツドカンの克服方法について2つご紹介していきます。
エントリーしたら画面を閉じる
1つ目の方法はエントリーしたら画面を見ずに相場から離れるという方法です。
エントリーしたら利確と損切位置に指値・逆指値を設けて一定時間経つまで相場から離れます。
こうすることで損切りができない、利確が早まるというミスを克服することが可能です。
また、エントリーする際は必ず戦略を立てるようにしましょう。
戦略の立て方がまだわからない方、決まっていない方は以下の順番でエントリーしてみてください。
- 環境認識をして相場の方向性を見る
- エントリーポイントを探し、利確・損切り・今日損失を決める
- 理想のエントリータイミングまで待つ
- この形ならエントリーしても良いと感じるところでエントリー
また、利確が早すぎるという方はエントリーを絞ってみましょう。
少しの利益しか得られない場所でエントリーしている可能性があるため、大きな利益を狙ったトレードを意識してみてください。
リスクリワードを意識して損小利大の取引を目指して練習してみてください。
利益が出たら定期的に出金を繰り返す
利益が出たら定期的に出金することでコツコツドカンを克服する方法もあります。
こちらの方法はある程度利益を出せる方に限ります。例を参考に詳しく見ていきましょう。
例:100万円→150万円に増やすことはできるがそれ以降でコツコツドカンをする
このような方は150万円にした段階で50万円出金してまた100万円から再スタートしてみてください。
150万円まで増やせる力があり、どうしてもそれ以上になると「ドカン」してしまうなら一度リセットすると案外また150万円に増やせたりします。
僕はこの定期的に出金する方法で永続的にトレードしています。
考え方はシンプルなため、難しくありませんし効果はかなり高いと思います。
コツコツドカンは、積み上げた利益を減らしたくないという心理から損切りできなかったりします。
そのため、原資を回収したタイミングやもう減らしたくないなと感じるところで出金しましょう。
FXのコツコツドカンがトレードに及ぼす影響
FXにおいてコツコツドカンをしているとトータル利益が上がらないのはもちろんのこと、上達も阻まれてしまいます。
コツコツドカンが癖になるとトレードが徐々にワンパターン化していき、他の手法を試しても同じ結果になってしまいます。
同じ結果になる原因は、気づかないうちに利益を小幅に刻んでいたり、諦めの感情からくることが多いです。
そのため、できる限り早く克服する必要があるといえるでしょう!
デモトレードや検証アプリで利益が出せても、リアルトレードでコツコツドカンを克服できないと意味がありません。
自分のトレードを振り返り、どのようなところが悪いのか研究し穴を埋めていきましょう!
トレードの振り返りの方法がわからない方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
FX初心者のコツコツドカン克服方法まとめ
コツコツドカンはFX初心者のみならず、勝てる手法知っている方でもやってしまうことです。
そのため、根性で耐えるなど再現性の低いやり方よりも今回ご紹介した2つの方法を試す方が圧倒的に良いです。
また、トレードの質を上げたいなら自分のトレードノートを作り、損切りができているか反省することをおすすめします。
具体的な反省ノートの作り方はこちらの記事にて詳しくご紹介していますので参考にしてみてください。